澤井豊泉展と壬生大念仏狂言に行ってきました!
日差しが春のおとずれを告げる頃となりました。
皆様いつも「きもの処たにぎ」のブログをご覧いただきありがとうございます。
さて、本日は3月3日に行ってきました
澤井豊泉展と壬生大念仏狂言についてご報告いたします。
あいにくのお天気で午後からは雨の予報。
少しでも雨が降るのが遅くなるようにと願うばかりでした。
本日は、全員着物着用の条件があり、
朝早くからご来店いただきみなさん着付をされました。
丹後店でお客様を乗せ出発したバスが、福知山店で合流。いざ、京の都へ。
バスが出発すると、まずは社長からのご挨拶。ビシッときまっています!
京都縦貫自動車道を走り、京都市内に入ると少し混んでいましたが、
無事に壬生寺に到着しました。
春雨の降る中、坊城通りに面した表門をくぐって境内へ。
まずは、本堂の前で記念撮影。
丹後店と福知山店の皆様。
福知山店の皆様。
傘をさす姿も絵になりますね。
親子でご参加いたきました。とても仲がよく素敵です。
昼食は、千体仏塔の中でいただきます。
泉仙の京懐石弁当。上品な京の味を堪能ですることができました。
昼食の後は、壬生寺会館でエッセイスト福田純子さんの講演と、松浦貫主のご法話を拝聴しました。
福田純子さんの講演「笑顔とありがとう」
ご法話が終わると、壬生寺会館の壁面戸が開き、大念仏堂が姿を現します。
ちょうど雨も上がり、屋外の席が前の方までいっぱいになりました。
本日の演目は「土蜘蛛」。
熱にうかされる源頼光が土蜘蛛に襲われるがなんとか追い払い、
家来の渡辺綱と平井保昌に土蜘蛛を打つよう命じて、退治するという狂言です。
撮影禁止のため、画像でお見せすることはかないませんが、
土蜘蛛が舞台から飛び降りたり、糸を撒く度に歓声があがっていました。
狂言が終わる頃には、また雨が静かにしとしと降り始めました。
次は、京都で初めての開催となる、澤井豊泉先生の作品展を拝観します。
澤井豊泉先生と壬生寺のご縁は「明星桜」と呼ばれる桜。
澤井先生の作品には桜を取り入れたものが数多くあります。
会長が思わず撮影されるほど、見事な作品でした。
壬生狂言の衣装も手がけられています。
バスが到着する四条通まで、各々散策しながら向かいます。
壬生寺境内にある水掛地蔵堂。
ひしゃくで水をかけながらお願いをすると、ひとつだけ、願いを叶えてくれるそうです。
何をお願いしたのかな?
表門を出て坊城通りを上がると、
新撰組発祥の地・壬生屯所で知られる「京都鶴屋 鶴壽庵」が見えてきます。
品揃え豊富な和菓子を前に、お土産をどれにしようかと悩むのも旅の醍醐味。
さらに上がると四条通りに面したところに佇む元祇園梛神社。
「願いが実りますように」と梛の実のお守りが奉納されていました。
しめやかな春雨の中、京の伝統に触れ、一足早く美しい桜を鑑賞し、それぞれに特別な時間を過ごして、一路帰途につきました。
もうすぐ本格的な春。
ますます心軽やかにお出かけしたい気分になるのではないでしょうか。
たにぎでは、皆様とともに楽しめるような企画を考えております。
お友達お誘い合わせの上ご参加くださいね!